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2022年12月25日 [普通車の手続き]
自動車の相続-遺産分割協議書の省略に替わる方法-遺産分割協議成立申立書の代用
自動車(普通車)を相続することになると、手続きには「遺産分割協議書」を添付する必要があります。
この「遺産分割協議書」には推定相続人(現状のままで相続が開始した場合、直ちに相続人となるべき者)全てが実印による押印と記名をしなければなりません。
推定相続人全てが近隣に住んでいるような場合には,遺産分割協議書の作成による負担は少ないでしょうが、それぞれが遠隔地にいるような場合には多大な労力を要します。
そこで、負担を軽減するために一定の要件を備えた場合には「遺産分割協議書」の添付を省略することができる救済措置が用意されています。
【一定の要件とは・・・】
遺産分割協議書の添付を省略することができる一定の要件とは、
@相続する自動車の資産価値が100万円以下である
➁有効な遺産分割協議が成立していること
以上の2点となります。
【要件を証明するために】
上記@記載の要件を証明するために、中古車査定士による査定証書または査定価格を確認できる資料の写し(イエローブックなど)を用意します。
次に上記➁記載の要件を証明するために「遺産分割協議成立申立書」を作成します。
遺産分割協議成立申立書は、有効な遺産協議が行われたということを証明するための資料ですので、推定相続人全てではなく相続人のみの実印の押印と記名で足ります。
※遺産分割協議成立申立書の原紙は、手続きを管轄する運輸支局にて入手することができます。
【※注意事項】
遺産分割協議書を省略できる方法を記載しましたが、その要件として「➁有効な遺産分割協議が成立していること」があります。
ですので、遺産分割そのもので揉めていたり、認知症などにより遺産分割の話し合いへ加わることができないといった場合には有効な遺産分割協議が成立しているとはいえません。
この「遺産分割協議書」には推定相続人(現状のままで相続が開始した場合、直ちに相続人となるべき者)全てが実印による押印と記名をしなければなりません。
推定相続人全てが近隣に住んでいるような場合には,遺産分割協議書の作成による負担は少ないでしょうが、それぞれが遠隔地にいるような場合には多大な労力を要します。
そこで、負担を軽減するために一定の要件を備えた場合には「遺産分割協議書」の添付を省略することができる救済措置が用意されています。
【一定の要件とは・・・】
遺産分割協議書の添付を省略することができる一定の要件とは、
@相続する自動車の資産価値が100万円以下である
➁有効な遺産分割協議が成立していること
以上の2点となります。
【要件を証明するために】
上記@記載の要件を証明するために、中古車査定士による査定証書または査定価格を確認できる資料の写し(イエローブックなど)を用意します。
次に上記➁記載の要件を証明するために「遺産分割協議成立申立書」を作成します。
遺産分割協議成立申立書は、有効な遺産協議が行われたということを証明するための資料ですので、推定相続人全てではなく相続人のみの実印の押印と記名で足ります。
※遺産分割協議成立申立書の原紙は、手続きを管轄する運輸支局にて入手することができます。
【※注意事項】
遺産分割協議書を省略できる方法を記載しましたが、その要件として「➁有効な遺産分割協議が成立していること」があります。
ですので、遺産分割そのもので揉めていたり、認知症などにより遺産分割の話し合いへ加わることができないといった場合には有効な遺産分割協議が成立しているとはいえません。