ビジネスブログ | 名古屋ナンバーの普通車・軽自動車・バイクの手続き、出張封印はゆめのほし行政書士事務所がサポートします。

ゆめのほし行政書士事務所
名古屋ナンバーの自動車・バイクの手続きをサポートします。

BLOG

2023年06月06日 [普通車の手続き]

普通車の住所変更手続きを名古屋市の行政書士に依頼する際の費用について知っておきたいこと

【はじめに】
名古屋市への引っ越しを機に、自動車の住所変更手続きを行う必要がある方も多いことでしょう。しかし、手続きの煩雑さや正確さを求められることから、行政書士に依頼する方も増えています。そこで今回の記事では、名古屋市の自動車住所変更手続き費用について詳しく解説します。さらに、行政書士への依頼のメリットについてもご紹介します。自動車住所変更の手続き費用相場を知り、行政書士の活用を検討する際の参考にしてください。※この記事では令和5年現在、名古屋市における普通車の住所変更手続きについて解説しています。

行政書士に依頼する際の費用

【法定費用】
普通車の住所変更手続きを行う際には、国や機関に支払う手数料や印紙などの費用が発生します。その費用は、手続きの内容により異なります。まずは、行政書士へ依頼する費用の前に、それぞれのケースに応じた法定費用からご説明をします。

その1.車検証の住所のみが変更となるケース
(ナンバープレートの表示に変更のないもの)
他の市区町村から名古屋市へ転入してきて(名古屋市内での転居も含む)、車検証に記載されている「使用の本拠の位置(住民票のある所)」のみに変更のあるケースで、ナンバープレートの表示に変更のないもの(名古屋ナンバーのまま)では、初めに、車検証の使用の本拠の位置に記載されている住所と現在の住所を繋げる書類の取得が必要となります(通常は住民票で可)。このときに区役所に収める手数料として300円が発生します。次に、自動車の保管場所(駐車場)を管轄する警察署へ車庫証明書の取得を行います。このときに警察署へ支払う車庫証明書の交付手数料として2,700円が発生します。そして最後に、車検証の書換を行うために名古屋市を管轄している運輸支局(愛知運輸支局)にて車検証の変更手数料として350円を支払います。ですので、車検証の住所のみが変更となるケースにて手続きを行う場合には、法定費用として3,350円が発生することになります。

その2.ナンバープレートの表示に変更のあるケース
他の地区町村から名古屋市へ転入してきて(名古屋市内での転居も含む)、車検証に記載されている「使用の本拠の位置(住民票のある所)」のみでなく、ナンバープレート表示に変更のあるケース(他ナンバーから名古屋ナンバーに変更)では、初めに、車検証の使用の本拠の位置に記載されている住所と現在の住所を繋げる書類の取得が必要となります(通常は住民票で可)。このときに区役所に収める手数料として300円が発生します。次に、自動車の保管場所(駐車場)を管轄する警察署へ車庫証明書の取得を行います。このときに警察署へ支払う車庫証明書の交付手数料として2,700円が発生します。そして、車検証の書換を行うために名古屋市を管轄している運輸支局(愛知運輸支局)にて車検証の変更手数料として350円を支払います。最後に、新しいナンバープレート(名古屋ナンバー)の購入を行うため、自動車会議所へ支払うナンバープレート代1,460円(希望ナンバープレートの場合は4,160円、図柄入りナンバープレートの場合は8,100円)が発生します。ですので、ナンバープレートの表示に変更のあるケースにて手続きを行う場合には、法定費用として4,810円〜が発生することになります。

その3.他のケース
車検証に記載されている「使用の本拠の位置(住民票のある所)」のみの変更でなく、婚姻による氏名の変更や所有者の変更を伴う手続きを行う場合には、別途それぞれに応じた手数料が加算されます。また、転居を何度も繰り返しており、その都度の車検証の変更手続きを怠っているようなケースでは、車検証記載の住所と現在の住所を繋げるための書類の取得が必要となり、別途それぞれに応じた手数料が加算されます。なお、住所と繋げる書類としては、戸籍の附票や住民票の除票があります。これらの書類に関する基礎知識は過去の記事にまとめてありますので、ご参考にして下さい。
過去記事:戸籍の附票の役割/理解しておきたい基礎知識
過去記事:住民票の役割/理解しておきたい基礎知識

【行政書士へ手続きを依頼する費用】
普通車の住所変更手続きは、行政書士に依頼することでスムーズに進めることができます。ただし、行政書士事務所ごとに報酬体系が異なるため、具体的な手続き費用を一概に言い切ることはできません。報酬は事務所の方針やサービス内容、手続きの複雑さなどによって変動するため、事前に相談や見積もりが必要です。以下では、一般的な相場となる報酬についてご説明いたします。

その1.車検証の住所のみが変更となるケース
(ナンバープレートの表示に変更のないもの)
他の市区町村から名古屋市へ転入してきて(名古屋市内での転居も含む)、車検証に記載されている「使用の本拠の位置(住民票のある所)」のみに変更のあるケースで、ナンバープレートの表示に変更のないもの(名古屋ナンバーのまま)では、行政書士事務所の報酬は25,000円〜50,000円の間に設定している所が多いです。
このケースでは、まず手続きを進めるために自動車の保管場所を管轄する警察署へ車庫証明書の取得を行います。その後、車検証の住所変更手続きを行うために愛知運輸支局を訪れます。このような手続きの場合、行政書士事務所の選択は報酬金額に影響を及ぼす場合があります。一般的に、自動車の保管場所に近い行政書士事務所や愛知運輸支局に近い行政書士事務所では、事務所が各機関に近いことで打ち合わせや書類の受け渡しにかかる交通費や時間が削減されるため、報酬金額が低く設定される傾向が見られます。

その2.ナンバープレートの表示に変更のあるケース
他の市区町村から名古屋市へ転入してきて(名古屋市内での転居も含む)、車検証に記載されている「使用の本拠の位置(住民票のある所)」のみでなく、ナンバープレート表示に変更のあるケース(他ナンバーから名古屋ナンバーに変更)では、行政書士事務所の報酬は35,000円〜70,000円の間に設定している所が多いです。
このケースでは、まず手続きを進めるために自動車の保管場所を管轄する警察署へ車庫証明書の取得を行います。次に、車検証の住所変更手続きを行うために愛知運輸支局を訪れます。そして最後に、依頼者の希望する場所(自宅や勤務先など)に訪問し、ナンバープレートの交換を行います。そのため、このような手続きの場合、一般的に、自動車の保管場所に近い行政書士事務所や愛知運輸支局に近い行政書士事務所、依頼者の希望する場所(自宅や勤務先など)に近い事務所では、打ち合わせや書類の受け渡しにかかる交通費や時間が削減されるため、報酬金額が低く設定される傾向が見られます。

その3.他の費用
車検証に記載されている「使用の本拠の位置(住民票のある所)」のみの変更でなく、婚姻による氏名の変更や所有者の変更を伴う手続きであったり、転居を何度も繰り返しており、その都度の車検証の変更手続きを怠っているようなケースではそれぞれの内容に応じた報酬が加算されます。他のケースに該当する場合には、行政書士事務所への問い合わせ時に事情を説明し、費用の総額をあらかじめ確認することが重要です。

【まとめ】
本記事では、名古屋市の行政書士に普通車の住所変更手続きを依頼する際の費用についてご紹介しました。普通車の住所変更手続きの費用を正確に把握することは、予算計画の立て方や手続きのスムーズな進行に大いに役立ちます。しかし、普通車の住所変更手続きには様々な要素が関与し、費用は個々の事情や行政書士事務所によって異なる場合があります。また、報酬には手続きに必要な公的な費用や印紙税などが含まれていない場合がありますので、事前に確認することが重要です。なお、行政書士事務所の探し方は過去記事に記載してありますので、ご参照下さい。
過去記事:名古屋市で自分に合った行政書士を見つける方法

【お困りごとは】
ゆめのほし行政書士事務所では、名古屋市にお住まいの方、名古屋ナンバー管轄の方の車検証の住所変更手続きをサポートしております。当事務所では、自動車の各種手続きを専門に行っているため、適正な価格でのサービス提供が強みです。お仕事のご依頼・お問い合わせは、お電話またはLINE、お問い合わせフォームをご利用下さい。

PageTop