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2023年06月07日 [普通車の手続き]

名古屋市に住んでいる方が婚姻により氏名変更。自動車(普通車)手続きの費用と行政書士に依頼した場合の費用について解説!

【はじめに】
名古屋市に住む方々の中には、結婚により氏名が変更される場合があります。氏名変更は新たな生活のステップとなる一方で、様々な手続きを必要とすることも少なくありません。その中でも、所有する自動車(この記事では普通車について解説します)の登録変更は特に重要な手続きの一つです。本記事では、名古屋市で婚姻による氏名変更があった場合の自動車手続きにかかる費用と、行政書士に依頼した場合の費用について解説します。名古屋市にお住まいの方々にとって、スムーズな手続きのための費用面の参考となることでしょう。

行政書士に依頼する際の費用

【法定費用について】
婚姻による自動車の変更手続きでは、氏名変更手続きやナンバープレートの交換など、複数の手続きが必要となります。これには自動車税の申告やや自動車保険の変更手続きなども含まれます。手続き自体には費用がかかりませんが、必要な書類や手続きに関連する費用(法定費用)は発生します。まずは、行政書士へ依頼する費用の前に、それぞれのケースに応じた法定費用からご説明をします。なお、法定費用につきましては令和5年現在のものです。

その1.氏名のみに変更のあるケース
婚姻により車検書に記載されている氏名のみに変更のあるケースでは、初めに区役所にて戸籍謄本または抄本を取得します。その際に市区町村へ支払う発行手数料として450円が発生します。次に、車検証の書換を行うために使用の本拠の位置を管轄している運輸支局(名古屋市の場合には愛知運輸支局)にて手続きを行います。このときに国へ支払う手数料として350円が発生します。ですので、婚姻により車検書に記載されている氏名のみに変更のあるケースでは、法定費用は800円となります。

その2.氏名と住所に変更のあるケース
(ナンバープレート表示に変更なし)

次に、婚姻により車検書に記載されている氏名と住所に変更のあるケース(ナンバープレート表示に変更なし)では、初めに区役所にて戸籍謄本または抄本と住民票を取得します。その際に市区町村へ支払う発行手数料として750円〜が発生します(過去に何度も転居を繰り返しており、その都度の変更を怠っている場合には、別途戸籍の附票や住民票の除票などの取得が必要となります)。次に、自動車の保管場所(駐車場)を管轄する警察署にて車庫証明書の取得を行います。このときに警察署へ支払う車庫証明書の交付手数料として2,700円が発生します。そして最後に、車検証の書換を行うために名古屋市を管轄している運輸支局(愛知運輸支局)にて車検証の変更手数料として350円を支払います。ですので、婚姻により車検書に記載されている氏名と住所に変更のあるケース(ナンバープレート表示に変更なし)では、法定費用は3,800円〜となります。

その3.氏名と住所に変更のあるケース
(ナンバープレート表示に変更あり)

最後に、婚姻により車検書に記載されている氏名と住所に変更のあるケース(ナンバープレート表示に変更あり 他ナンバーから名古屋ナンバー)では、初めに区役所にて戸籍謄本または抄本と住民票を取得します。その際に市区町村へ支払う発行手数料として750円〜が発生します(過去に何度も転居を繰り返しており、その都度の変更を怠っている場合には、別途戸籍の附票や住民票の除票などの取得が必要となります)。次に、自動車の保管場所(駐車場)を管轄する警察署にて車庫証明書の取得を行います。このときに警察署へ支払う車庫証明書の交付手数料として2,700円が発生します。そして、車検証の書換を行うために名古屋市を管轄している運輸支局(愛知運輸支局)にて車検証の変更手数料として350円を支払います。最後に、新しいナンバープレート(名古屋ナンバー)の購入を行うため、自動車会議所へナンバープレート代1,460円(希望ナンバープレートの場合は4,160円、図柄入りナンバープレートの場合は8,100円)を支払います。ですので、婚姻により車検書に記載されている氏名と住所に変更のあるケース(ナンバープレート表示に変更あり)では、法定費用は5,260円〜となります。

【行政書士に依頼した場合の費用】
行政書士に依頼する場合、その分の報酬は発生しますが、手続きの正確性や迅速さを確保できる利点があります。ただし、行政書士事務所ごとに報酬体系が異なるため、具体的な手続き費用を一概に言い切ることはできません。報酬は事務所の方針やサービス内容、手続きの複雑さなどによって変動するため、事前に相談や見積もりが必要です。以下では、一般的な相場となる報酬についてご説明いたします。

その1.氏名のみに変更のあるケース
婚姻により、車検証に記載されている氏名とのみに変更のあるケースでは、行政書士事務所の報酬は10,000円〜20,000円の間に設定している所が多いです。このケースでは、手続きを進めるために、使用の本拠の位置を管轄している運輸支局(名古屋市の場合には愛知運輸支局)を訪れます。このような手続きの場合、行政書士事務所の選択は報酬金額に影響を及ぼす場合があります。一般的に、愛知運輸支局に近い行政書士事務所では、事務所が機関に近いことで打ち合わせや書類の受け渡しにかかる交通費や時間が削減されるため、報酬金額が低く設定される傾向が見られます。

その2.氏名と住所に変更のあるケース
(ナンバープレート表示に変更なし)

次に、婚姻により、車検証に記載されている氏名と住所に変更のあるケースで、ナンバープレートの表示に変更のないもの(名古屋ナンバーのまま)では、行政書士事務所の報酬は25,000円〜50,000円の間に設定している所が多いです。
このケースでは、まず手続きを進めるために自動車の保管場所を管轄する警察署へ車庫証明書の取得を行います。その後、車検証の氏名・住所変更手続きを行うために愛知運輸支局を訪れます。このような手続きの場合、行政書士事務所の選択は報酬金額に影響を及ぼす場合があります。一般的に、自動車の保管場所に近い行政書士事務所や愛知運輸支局に近い行政書士事務所では、事務所が各機関に近いことで打ち合わせや書類の受け渡しにかかる交通費や時間が削減されるため、報酬金額が低く設定される傾向が見られます。

その3.氏名と住所に変更のあるケース
(ナンバープレート表示に変更あり)

そして、婚姻により、車検証に記載されている氏名と住所に変更のあるケースで、ナンバープレート表示に変更のあるケース(他ナンバーから名古屋ナンバーに変更)では、行政書士事務所の報酬は35,000円〜70,000円の間に設定している所が多いです。
このケースでは、まず手続きを進めるために自動車の保管場所を管轄する警察署へ車庫証明書の取得を行います。次に、車検証の氏名・住所変更手続きを行うために愛知運輸支局を訪れます。そして最後に、依頼者の希望する場所(自宅や勤務先など)に訪問し、ナンバープレートの交換を行います。そのため、このような手続きの場合、一般的に、自動車の保管場所に近い行政書士事務所や愛知運輸支局に近い行政書士事務所、依頼者の希望する場所(自宅や勤務先など)に近い事務所では、打ち合わせや書類の受け渡しにかかる交通費や時間が削減されるため、報酬金額が低く設定される傾向が見られます。

その4.その他
最後に、行政書士事務所によっては、車検証の手続きに関連する報酬が発生する場合があります。具体的な例としては、自賠責保険証の変更手続きや住民票の取得費用や必要な書類の作成費用が挙げられます。報酬金額が相場より低く設定している行政書士事務所の場合には、これらの費用を別途報酬として設定していることがあります。また、転居を何度も繰り返しており、その都度の車検証の変更手続きを怠っているようなケースではそれぞれの内容に応じた報酬が加算されます。したがって、総費用を正確に把握するためには、車検証の手続き報酬だけでなく、関連するその他の費用についても問い合わせ時に確認することが重要です。

【まとめ】
名古屋市で婚姻による氏名変更があった場合の自動車登録変更にかかる費用は、様々な要素によって異なります。手続きの煩雑さや個人のスキル、時間の制約を考慮し、自身にとって最適な選択肢を検討することが重要です。

【お困りごとは・・・】
ゆめのほし行政書士事務所では、名古屋市にお住まいの方や名古屋ナンバー管轄の方に対して、婚姻による氏名の変更手続きをサポートしています。お仕事のご依頼やお問い合わせについては、お電話やLINE、お問い合わせフォームをご利用いただけます。当事務所では、豊富な経験と専門知識を持った行政書士がお客様の手続きを丁寧にサポートいたします

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