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2023年06月15日 [保険に関すること]
自動車・バイクを手放す方の疑問を解決 !自賠責保険料は戻って来る?知っておきたい自賠責保険の知識
【はじめに】
自動車やバイクを手放す際の、所有者が気になるポイントの一つに自賠責保険料の扱いがあります。自賠責保険は、所有者が自動車やバイクを運転する上で法律で義務付けられた保険であり、事故によって第三者が被害を受けた場合の賠償責任をカバーします。しかし、所有者が車両を手放す際には、保険料は戻ってくるのか?という疑問を抱く人も多いことでしょう。
この記事では、自動車やバイクの所有者が車両を手放す際の自賠責保険料の扱いについて探っていきます。また、自賠責保険に関する基本的な知識をまとめることで、保険料の払い戻しに関する疑問や自賠責保険の重要なポイントを押さえるお手伝いをします。

【通常は解約することができません】
自賠責保険は、法律(自動車損害賠償保障法)により加入が義務付けられている強制保険のため、通常は解約をすることができません。ただし、全てのケースが解約できないという訳でもありません。次の項目では、自賠責保険を解約できるケースをご紹介します。
【自賠責保険を解約できるケース】
自賠責保険を解約できるケースは、登録事項等証明書(車の登録内容を確認するための書類です。車検証ではありません。)の備考欄に、「抹消」・「滅失・解体」・「輸出予定届出済」・「輸出の記録済」・「永久抹消」のいずれかの記載があるものが解約の対象となります。
その1.抹消登録を行うケース
自賠責保険を解約できるケースの一つは、車両の抹消登録です。車両の抹消登録とは、所有者が所有していた車両を自動車登録簿から抹消する手続きのことを指し、ナンバープレートの返納を行い、公道を走行できない状態にすることを言います。※自動車・バイク販売店へ売却や譲渡を行っても、自動車登録簿から抹消する手続きを行わない限りは自賠責保険の解約対象とはなりません。
その2.重複契約をしているケース
上記以外のケースでも、自賠責保険に重複して加入している場合には、終期の早い方を解約することができます。
【自賠責保険を解約できないケース】
自賠責保険は、通常は解約することができません。ですので、車両を譲渡したりするのみでは、自賠責保険の解約対象とはなりません。ですので、次のようなケースでは自賠責保険を解約することはできません。
その1.名義変更
自動車の所有者の変更手続きを行う際、自賠責保険の解約は行うことができません。その理由は、自賠責保険は車両に対して加入する強制保険のため、自賠責保険の加入していない車両を流通させることを防止するためです。ただし。名義変更と同時に抹消手続きを行う場合には、自賠責保険を解約することができます。
【まとめ】
この記事では、自賠責保険の解約についてご紹介させていただきました。自賠責保険料の払い戻しに関する疑問や自賠責保険の重要なポイントを押さえ、自動車の手続きを進めることが大切です。手続き前に、具体的な条件や要件について保険会社や関係機関に確認することもおすすめです。
【お困りごとは】
ゆめのほし行政書士事務所では、名古屋市にお住まいの方や名古屋ナンバー管轄の方に対して、自動車・バイクの各種手続きをサポートしております。お仕事のご依頼やお問い合わせについては、お電話やLINE、お問い合わせフォームをご利用いただけます。当事務所では、豊富な経験と専門知識を持った行政書士がお客様の手続きを丁寧にサポートいたします。
自動車やバイクを手放す際の、所有者が気になるポイントの一つに自賠責保険料の扱いがあります。自賠責保険は、所有者が自動車やバイクを運転する上で法律で義務付けられた保険であり、事故によって第三者が被害を受けた場合の賠償責任をカバーします。しかし、所有者が車両を手放す際には、保険料は戻ってくるのか?という疑問を抱く人も多いことでしょう。
この記事では、自動車やバイクの所有者が車両を手放す際の自賠責保険料の扱いについて探っていきます。また、自賠責保険に関する基本的な知識をまとめることで、保険料の払い戻しに関する疑問や自賠責保険の重要なポイントを押さえるお手伝いをします。

【通常は解約することができません】
自賠責保険は、法律(自動車損害賠償保障法)により加入が義務付けられている強制保険のため、通常は解約をすることができません。ただし、全てのケースが解約できないという訳でもありません。次の項目では、自賠責保険を解約できるケースをご紹介します。
【自賠責保険を解約できるケース】
自賠責保険を解約できるケースは、登録事項等証明書(車の登録内容を確認するための書類です。車検証ではありません。)の備考欄に、「抹消」・「滅失・解体」・「輸出予定届出済」・「輸出の記録済」・「永久抹消」のいずれかの記載があるものが解約の対象となります。
その1.抹消登録を行うケース
自賠責保険を解約できるケースの一つは、車両の抹消登録です。車両の抹消登録とは、所有者が所有していた車両を自動車登録簿から抹消する手続きのことを指し、ナンバープレートの返納を行い、公道を走行できない状態にすることを言います。※自動車・バイク販売店へ売却や譲渡を行っても、自動車登録簿から抹消する手続きを行わない限りは自賠責保険の解約対象とはなりません。
その2.重複契約をしているケース
上記以外のケースでも、自賠責保険に重複して加入している場合には、終期の早い方を解約することができます。
【自賠責保険を解約できないケース】
自賠責保険は、通常は解約することができません。ですので、車両を譲渡したりするのみでは、自賠責保険の解約対象とはなりません。ですので、次のようなケースでは自賠責保険を解約することはできません。
その1.名義変更
自動車の所有者の変更手続きを行う際、自賠責保険の解約は行うことができません。その理由は、自賠責保険は車両に対して加入する強制保険のため、自賠責保険の加入していない車両を流通させることを防止するためです。ただし。名義変更と同時に抹消手続きを行う場合には、自賠責保険を解約することができます。
【まとめ】
この記事では、自賠責保険の解約についてご紹介させていただきました。自賠責保険料の払い戻しに関する疑問や自賠責保険の重要なポイントを押さえ、自動車の手続きを進めることが大切です。手続き前に、具体的な条件や要件について保険会社や関係機関に確認することもおすすめです。
【お困りごとは】
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