ビジネスブログ | 名古屋ナンバーの普通車・軽自動車・バイクの手続き、出張封印はゆめのほし行政書士事務所がサポートします。

【はじめに】
誰かがこの世を去るとき、その人の思い出は心に深く刻まれます。しかし、車のナンバープレートはその存在を物理的に示すものであり、形として思い出を残すことができます。故人の車のナンバープレートをそのまま残すことは、亡くなられた人の存在を感じる手段のひとつですが、心の中にそのまま刻むだけではなく、メモリアルとして特別な意味を持ちます。この記事では、故人の車のナンバープレートを残す方法と手続きについて紹介します。

【ナンバープレートの持ち帰り制度】
本来、住所変更、名義変更、抹消又はナンバープレートの交換申請等のナンバープレートの変更を伴う手続きが完了した後では、ナンバープレートは廃棄処分される決まりとなっておりました。しかし、2017年に道路運送車両法が改正があり、「ナンバープレートの記念所蔵容認」という新たな制度が導入され、古いナンバープレートを自宅に持ち帰ることが可能となりました。

【対象となる車両】
ナンバープレートの記念所蔵容認の対象となる車両は、登録自動車（普通車など）、軽自動車及び自動二輪（排気量126cc以上のバイク）です。

【対象外の車両】
市役所等で交付される原付バイクのナンバープレートについては記念所蔵容認の対象外となります。

【手続きの方法】
記念所蔵ナンバーを取得するためには、運輸支局にて手続きが完了した後、自動車会議所にて申請書類を記入して提出します。注意点として、運輸支局の手続きを行うときに古いナンバープレートを返納機に投入してしまうと持ち帰ることができなくなりますので、古いナンバープレートは返納機に投入しないようにして下さい。

【注意事項】
ナンバープレートは、法令により厳格に管理されており、不正使用を禁止されています。そのため、記念所蔵されるナンバープレートを車両に取り付けて運行することは法令で禁止されています。

【お困りごとは】
ゆめのほし行政書士事務所は、名古屋市にお住まいの方や名古屋ナンバー管轄の方に対して、自動車やバイクの各種手続きのサポートを提供しています。お仕事のご依頼やお問い合わせについては、お電話やLINE、お問い合わせフォームをご利用いただけます。当事務所では、豊富な経験と専門知識を持った行政書士がお客様の手続きを丁寧にサポートいたします。名古屋市での自動車やバイクの手続きをに関するご相談やご要望がございましたら、お気軽にご連絡ください。