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2023年06月24日 [相続に関すること]

【トラブル回避】名古屋市での自動車相続と遺言:子供のいない夫婦が知っておくべきこと

【はじめに】
名古屋市に住む子供のいない夫婦の皆さまへ。大切な資産や財産をどのように相続したいか考えたことはおありでしょうか。特に自動車の相続や遺言に関しては、様々な問題やトラブルが生じる可能性があります。しかし、適切な知識と準備をすることで、将来のトラブルを回避することができます。
この記事では、名古屋市にお住まいの子供のいない夫婦の方々に向けて、自動車相続と遺言に関する重要なポイントを解説します。

【何が問題なの?】
子供のいない夫婦の方のどちらか一方が亡くなられて、相続が開始されると、新しい自動車の所有者を決めなければなりません。その時に、新しい自動車の所有者を決めるために話し合いが行われますが、その話し合いが大変になる可能性があります。

【どういうこと?】
子供のいない夫婦の方のどちらか一方が亡くなられると、その自動車は配偶者と亡くなられた方の親(親がすでに亡くなっていて祖父母が生存している場合は祖父母)が相続することになります。ただし、亡くなられた方の親や祖父母も既に亡くなっていて、亡くなられた方に兄弟姉妹がいる場合は、配偶者と亡くなられた方の兄弟姉妹が自動車を相続します。さらに、亡くなられた方の兄弟姉妹もすでに亡くなっている場合は、その兄弟姉妹の子ども、つまり「おい」や「めい」が相続人となります。
前述の通り、自動車を相続するときには、一般的には1人の人が代表者となってその自動車を相続します。そのための話し合いを、亡くなられた方の配偶者が、他の相続人と行わなければなりません。

【どうすれば良いの?】
困りごと
その1.生きている間に配偶者へ名義変更する
生きている間に、自動車の名義を配偶者に変更しておけば、相続の問題は発生しません。ただし、その自動車の価値が一定金額以上の場合には、贈与税の対象となりますので注意が必要です。

その2.遺言書を作成しておく
自動車の所有者が遺言書を作成しておくという方法もあります。遺言書を作成しておけば、相続後の話し合いをすることなく、配偶者に自動車を相続させることが可能となります。ただし、亡くなられた方の親にも最低限度の取り分というものがありますので、注意が必要です(亡くなられた方の兄弟姉妹には最低取り分はありません)。

【まとめ】
この記事では、名古屋市にお住まいの子供のいない夫婦の皆さまに向けて、自動車相続と遺言に関する重要なポイントを解説しました。自動車の相続や遺言には様々な問題が存在し、それに対処するためには適切な知識と準備が必要です。
自動車相続と遺言に関する情報を正しく理解し、適切な手続きを行うことで、トラブルを回避し、大切な資産を相続することができるます。不明なことがありましたら、専門家のアドバイスを受けながら、計画を立てることをおすすめします。

【自動車の相続でお困りですか?】
当事務所では、名古屋市にお住まいの方々の自動車相続の問題を解決するために、お客様の個別のニーズに合わせたサービスを提供し、円満な相続手続きをサポートいたします。お仕事のご依頼やお問い合わせについては、お電話やLINE、お問い合わせフォームをご利用下さい。

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