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2022年12月27日 [車庫証明書]

車庫証明書を取得する申請者と駐車場の契約者が異なる場合の使用承諾書について

車庫証明書を取得する申請者と駐車場の契約者が異なる場合の使用承諾書について。

【結論】
使用承諾書は車庫証明書を取得しようとする申請書に対して発行されたものでなければならない。
・申請者の名前で使用承諾書の発行を受ける
・申請者は別の場所にて駐車場の契約を行い使用承諾書の発行を受ける
といった解決方法になります。

【概要】
車庫証明書を取得しようとするときに必要な添付書類の1つである「使用承諾書」。
「使用承諾書」は、車庫証明書を取得しようとしている人がその保管場所(駐車場)を使用する権限を有していると証明する書類で、保管場所(駐車場)の所有者や管理者から発行を受けます。

【状況】
親子で賃貸マンションに同居しているような場合で、駐車場の契約者は親名義になっており、その駐車場に子が所有予定の自動車を保管するケース。
(自動車の買い替え等で、次の自動車の所有者を子にしようとする場合などが考えられます)

【結論の詳細】
前述の結論の詳細として、使用承諾書はその保管場所(駐車場)の使用権原を有する者(契約者など)に対して発行されるものですので、駐車場の名義変更が「親」をなっていることにより取得した、使用権原者が「親」となっている使用承諾書を使用することで「子」が申請人となる車庫証明書を所得することはできない。

【駐車場の契約者から使用承諾書を発行を受ければ解決?】
保管場所(駐車場)の契約書である「親」から「子」に対して使用承諾書を発行すれば解決するように思えます。
ですが、駐車場の所有者はあくまで契約者が使用することを前提にして駐車場を貸しています。
それ以外の人間が駐車場の所有者に無断でその駐車場を使用させること(又貸し)はトラブルを起こす危険性があります。
(又貸しについては下記記載の民法612条参照)

【根拠法】
前述した又貸しの危険性についてです。
民法第612条(賃借権の譲渡及び転貸の制限)
1 賃借人は、賃貸人の承諾を得なければ、その賃借権を譲り渡し、又は賃借物を転貸することができない。
(今回のケースに当てはめますと、駐車場の所有者の承諾がなければ、駐車場の契約者はその駐車場を他の者に使用させることができないということです)
2 賃借人が前項の規定に違反して第三者に賃借物の使用又は収益をさせたときは、賃貸人は、契約の解除をすることができる。
(もし仮に、駐車場の所有者の承諾がなく無断で他人に使用させた場合には、駐車場の使用契約を解除することができるということです)

【まとめ】
以上のことより、車庫証明書を取得する申請者と駐車場の契約者が異なる場合の使用承諾書については、
・車庫証明書を取得しようとする申請者の名前にて駐車場の所有者から使用承諾書の発行を受ける
・車庫証明書を取得しようとす申請者は別の場所にて駐車場の契約を行い使用承諾書の発行を受ける
といった解決方法になります。

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